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2007年7月22日 (日)

余命1ヶ月の花嫁

「余命1ヶ月の花嫁 ~乳がんと闘った24歳 最後のメッセージ~」

7/18(水)TBS放送。予告の段階で絶対見なきゃと思い、HDDへ録画予約、本日ようやく見た。

ずっと涙が止まらなかった。

たくさんの人に囲まれ、病に負けない、と明るく生きた千恵さん

乳がんだと千恵さんに告白されてもなお「一緒に闘おう」とお付き合いを始め、最期まで支え続けた恋人

奥さんを卵巣がんで亡くし、娘までも乳がんに侵されるという状況の中、献身の看病をしたお父さん

余命1ヶ月と宣告され、千恵さんの「ウエディングドレスを着たい」という夢をかなえるべく結婚式を企画したご友人

幸せな結婚式の数日後、千恵さんは周りの人に看取られて永眠された。

「みなさんに明日が来ることは奇跡です。

それを知っているだけで日常は幸せなことだらけであふれています。」

彼女のブログにかかれたこの言葉が忘れられない。

ちょうど千恵さんが抗がん剤を投与している時、私も同じく抗がん剤の副作用と闘っていた。

普通のことがしたい。そう思っていた。外出すること、友達と会うこと、美味しいものを食べること。当然だったことができなくなったとき、普通のことというのがどれほど幸せなことなのかを身をもって知る。

千恵さんは左乳房を切除するも、再発、肺と骨を癌に侵され、言葉にできないほどの苦痛を経験していた。私の苦痛とは比較にならない。

私も、もし自分であの時発見しなかったら、あの時病院に行かなかったら、早期発見ではなくて、命をなくしていたかも知れないという実感がわく。

自分が今生きていることは奇跡です。

私も、たくさんの友人や先輩や後輩や地域の人に支えてもらいました。

いつも感謝の気持ちを忘れたことはないです。

命をもう一回もらった私はどう生きていくのか

正直、肉体も魂も疲れて、あまり考えたくないと思っていた

でも違うと思った。

去年の自分を思えば、今はなんと「できること」が増えたか。

癌の治療は、どの治療も肉体のダメージは大きい。

けれども、私は、自分が思っているよりもっと、生きれるんじゃないのかな?

再発のリスクを忘れるくらい、副作用が気にならないくらい

生きれるんじゃないのかな?

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