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2013年2月14日 (木)

Y先生へ

主治医で執刀医の先生。

ホルモン治療中の2007年ころ
突然、しばらく休診するって貼り紙がしてあって
どうしたんだろうなと思ってた。
その数ヶ月後、病院内で先生を見かけて
なーにサボってるんですか?!なんて
ふざけて言ったことを思い出す。
あれから五年以上たってるんだ。
いつかまた会えると思ったのに
亡くなったなんて。

初めて会ったときはあまりの失礼さにびっくりして
本当にこの医者で大丈夫かと疑った。
デリカシーないし俺様だし。
大雑把でいいかげんなイメージ。
なんだか適当に見えた。

でも手術の腕はすごくて、いまだに私の傷痕は
自分で言わなければ他人には気づかれない。

私が言いたいことを言えない性格であることを
母親に諭す姿が、なんだか心強い理解者に感じて
あれ以来だろうか、この人を信頼できると思い始めたのは。

このブログを久々に読み返してみる。
先生との会話が鮮明に書いてある。
先生はいつだって余裕の目をして
私をからかってた。
ドギマギする様子をみては面白がって。
若い患者はあまりいなかったから
楽しかったのかな。

代理の主治医に変わっても、先生と話がしたくて
携帯に電話しようとしたけど
忙しいだろうなと思ってしなかった。

先生もがんに侵されていたなんて。

何千人もの人が先生の手で救われたことでしょう。
私もその1人です。
先生に診てもらえたのは、本当にすごい偶然で
奇跡的なことでした。
私の右脇の「勲章」は、先生に助けてもらった証です。
死ぬまでずっと刻まれてますから。

先生、ありがとうございました!
遠い国での闘病から離れて、ゆっくり休んでください。

そして最愛の奥様が今後もご活躍されるよう
見守って差し上げてください。

私も、元気で生きていきます!


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